青山学院幼稚園からの「園だより」をお届けします。
3月のおたより
園長より
中南米でジカ熱という病気が注意を集めています。蚊によってうつる病気で、妊婦がかかると胎児に悪い影響を与えるとのことで、他人ごととは思えません。グローバル化に伴い、人の移動が広がって、地域に限られていた病気が世界中に広がるようになっています。
しかし、感染症は世界の人類は一つという意識を強めます。遠い世界で病気を予防している誰かが、私たちのためにも働いているのです。ひとつの幼稚園でもそうです。誰かの病気はひとごとではない。協力しあって、健康な世界を守ることにしましょう。神さまへの祈りは、その協力の業を支えてくれます。
2月のおたより
園長より
先日のお餅つきは、青山学院幼稚園ならではの光景でした。杵と臼を囲んで園児が円くなってすわり、園児の後ろにご父母が囲む。中央では、餅つき係(?)のお父様とお母様が交代で、園児の掛け声の中で餅をつく。園児たちもみんなでつく。先生たちが仕上げにつくときには、園児の歓声、励ましの声が上がって、お餅つきは最高潮に達しました。裏方の準備や食事の世話をしてくださった方々も、ありがとうございました。
青山学院幼稚園は園児たちだけではなく、保護者のあいだに絆がひろがります。1月30日の大同窓会には、卒園生とともにご父母の参加が歓迎されています。
1月のおたより
園長より
クリスマス、お正月を終えますと、日の光が少しずつ増していき、春の訪れがまたれる時期になります。昨年4月からのそれぞれのお子さんの成長も実感されることでしょう。年長組のみなさんは、もういつでも初等部に入学してもよさそうです。年中組のみなさんは、自分たちが最年長になる自覚も芽生えてくるでしょう。年少組のみなさんは山あり谷ありであったと、この一年の歩みを安堵の想いで振り返るかも知れません。
新しい年が皆さんにとって良い年となりますように。幼子の健康とこころの成長のために、見守るご家族の上に、神様の祝福が豊かでありますようにお祈りします。